心療内科の薬剤師の勉強ブログ ~うつ病の薬を中心に~

こんにちは心療内科の薬剤師です。自分の勉強の為に薬について書いていこうと思っています。書いた内容がみなさんのお役に立てば嬉しいです。知りたい内容等ございましたらお調べして数日中に記事にさせていただきます。自分としても勉強になるのでぜひお気軽にコメント下さいませ。

1、うつ病の薬【三環系抗うつ薬(第一世代)】について

今回は、三環系抗うつ薬(第一世代)の5つの成分の薬のメリット、デメリットについて書いてみました。

()の中の名称は成分名です。

 
アナフラニールクロミプラミン)

 

トリプタノールアミトリプチン)

 

トフラニールイミドール(イミプラミン)

 

ノリトレン(ノルトリプチリン)

 

スルモンチール(トリミプラミン)

 

★メリット

効果が高い!

とにかく効きめがいいです。

入院が必要な重症例でも有効です。

 

☆デメリット

副作用が強い

口の乾き、便秘、排尿障害(おしっこでにくい)、起立性低血圧(ふらつき)、眠気、体重増加などの副作用があります。

また、過量摂取により致命的な中毒症状が出る可能性があります。

 

まとめ

現在三環系抗うつ薬は重症例に使われることが多く、初期の治療からはあまり使わないです。

 

読んでいただきありがとうございました。

次回は三環系抗うつ薬(第二世代)について書かせていただきます。